とりあえず生きる

誰の得にもならない文章です

たくさんの私と肯定と

5月。

世間では五月病が流行っているらしい。そんな私は機嫌が良く、比較的情緒も安定している。まあ、相変わらず病んだり、持ち直したりの繰り返しだけど。

なんにせよ、こういう時は幸せな気分になりやすい。無条件に幸せ爆発してる時は思考が進まない、進める気すらおきない、そんな状態になる。少し何かを疑問に思ったり、考えたりできる、今の私ぐらいがちょうどいい。

 

肯定されたい。多分、多くの人が持っている欲求。こう言うとなんだかメンヘラっぽいけど、認められたいとか、褒められたいとか、愛されたいとか。そんな感情の大元が肯定されたい気持ちだと思っている。

 

そのくせ私は自己肯定感が低い。誰かに褒められても、それを自分自身で認めることができない。「でも」、「そんなことない」、「とんでもない」口をついて出てくる言葉。本当の私は褒められてる私とは違うものだ。本当の私は褒められるに値しない。でも、本当の私ってなんなんだろう。

 

私だけが知っている私が確かにいるのかもしれない。でもそれなら、相手だけが知っている私もいていいはずじゃないか。色んな私がいて、でもそのどれも私なんだ。私が思う私だけが全てじゃない。心理テストで現れる私も全てじゃない。相手も私の全てを知っているわけじゃない。

 

だからこそ、素直に全てを受け入れるべきなのだ。否定せず、ああそういうところもあるのか、と。

そして、素直に受け入れてくれる人と過ごすべきなのだ。めんどくさい私でも、それでいいと言ってくれる人がいればそれでいいのだ。