とりあえず生きる

誰の得にもならない文章です

経済学の話

800字くらい書いた記事が消えてショックを隠せないでいる。しかし、決意表明後初の日曜からサボるわけにもいかないので、更新する。

 

私が学んでいる「経済学」の話。

みなさんは経済学というと何をイメージするだろうか。真っ先に「お金」のイメージが出てくる人が多いのではないか。私は小難しそうな学問だと思っていた。お金のことは特に考えていなかった。バカなだけかもしれないが。

 

改めて「経済」というとつかみどころがない。そこで、辞書をひいてみた。

 

けい‐ざい【経済】 の意味

㋐人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動。また、それらを通じて形成される社会関係。
㋑金銭のやりくり。「わが家の―は火の車だ」
㋒費用や手間のかからないこと。倹約。「弁当を持っていくほうが―だ」

(出典:デジタル大辞泉)

 

なるほど、先ほどのお金のイメージは㋑のことらしい。しかし、実は私が経済学を志した理由は㋐にあたる。

 

㋐を簡単にいうと「必要なモノを人々に適切に分配すること」と言える。「適切に」というと、配給みたいな感じがしてしまうので、もっと意訳して、「幸せになれるように」と言ってもいいかもしれない。

 

つまりは「必要なモノを人々が幸せになれるように分配すること」が「経済学」だと私は思う。そう教えられたから、経済学を志した。  結局ただの受け売りである。

 

こうした経済学のイメージはその通りだったようで、授業を受けていて「どれだけ幸福なれるか」ということが考えの中心にあるのを感じる。教授も時々そういう話をする。その度に、私が学びたかったのはこういうことなのだと思う。

 

「必要なモノを幸せになれるように分配する」

「どれだけ幸福なれるか」

このことが念頭にあれば、もっと経済学に良いイメージがつくのになあと思う。

なんとなく経済学をやろう、ではなく、人々の幸せを考える学問だから経済学をやろう、となる人が多い世の中だといいのに。